【連載最終回】人生最大のトラウマを解消したスリランカでの出来事シリーズ13

いりくらじゅりあです。

 

本日も御覧くださり

まことにありがとうございます。

 

前回の記事は

『【連載】人生最大のトラウマを解消したスリランカでの出来事シリーズ12』

でした。

 

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シリーズ12

 

さて、前回からの続きです。

 

日本人セラピスト Tさんに

見守られながら

私は施術ベッドの上に座り

小学校2年生の担任の先生だった H先生へ

祈りをあげておりました。

 

「Hせんせい

ありがとう

ごめんなさい

ゆるしてください

あいしています」

 

初めは声に出しながら

途中から 声にはださずに

こころの中で唱えていました。

 

手は合掌していました。

目は閉じていました。

 

何度か繰り返した時に

私の脳裏に一人の男性が浮かび上がりました。

(脳裏にイメージとして映像が浮かびました)

 

そう。。。

 

その人は

私が小学校2年生の時の

担任の先生だった H先生でした。

 

先生は、ニッコリと笑っていました。

「満面の笑み」とは、このような顔のことを

いうんだろうな。。。

 

という感覚が私に届きました。

 

そして、満面の笑みを見せてくれたH先生は

その後、くるりときびすを返し

その後は、一度も振り返ることなく

ドンドンと向こうへと歩いていきます。

 

先生はトンネルの中に入って行って

そのトンネルの先にある

まばゆいばかりの光のほうへと

ドンドンドンドン歩いていかれました。

 

先生の足取りは軽やかでありながら

しっかりとした足取りでした。

 

そしてその背中から感じられるものは

とても満足気な感覚でした。

 

先生は言葉は発しられなかったのですが、

感覚としてこちらに伝わってきたものが

ありました。

 

「もういいよ。

ありがとう。

よかった。

元気でね。」

 

と、いうものでした。

 

私は、そのヴュジョンを見て

目を開けました。

 

隣に居たセラピストのTさんに

見たヴィジョンを話しました。

 

するとTさんは

「先生は、スポーツ刈りでしたか?」

と、おっしゃいました。

 

私の記憶では、先生は、

ルパン三世のような髪型をされていました。

私は問いに「はい。」と答えました。

 

それからTさんが続けて

「グレーのスーツをおめしでしたか?」

とおっしゃいました。

 

確かに、先生はグレーのスーツを

おめしでした。

 

私は「はい。」と言いました。

 

どうやら、セラピスト Tさんにも

同じヴィジョンが見えていたようです。

 

不思議でした。

 

私はこのヴィジョンを見た後、

小学生2年生の記憶が戻ってきました。

 

私はクラスのみんなから

名前のことでからかわれていました。

また、太っていたので体型のことでも

からかわれていました。

 

「デブデブひゃっかんでぶ、電車にひかれて

ぺっしゃんこ」

 

という感じでした。

その唄をみんなで歌うのでした。

 

また、クラスのみんなが

「じゅりあちゃん、嫌いな人、手を上げて」

と言い出すと、クラスのみんなが手を上げていました。

 

そんな具合で学校へ行くのが

酷くおっくうになっていた2年生でした。

 

また一方で

時々、学校で倒れてしまう H先生にも

替え歌が出来てしまいました。

 

「〇〇〇蛙、いもがえる、もひとつおまけに

ドブがえる、スーパーのどぶがえる」

 

「今のあだなは、〇〇〇がえる

クビになったらドブがえる

スーパーのどぶがえる」

 

〇〇〇の中には先生の苗字が

はいるのでした。

 

当時の私は、自分自身がクラスのみんなに

虐められていたのですが、

 

皆がH先生の替え歌を歌って

先生を追い詰めているのを

馬鹿にしていじめているのを

 

注意もせずに同調していました。

 

この時、おそらく、私のこころには

大きな傷が出来ていたようです。

 

罪悪感というものでしょうか?

 

幼心に、自分と同じ境遇を

背負わされているH先生に対して

 

そのH先生がいじめられている間は

少なくとも、私にいじめの矢印は

向いてこないのでした。

 

そのズルい、ずる賢い小学校2年生の私は、

そのことを、自らに許し、H先生が自分の代わりに

標的になるのを何もせずに、ただ眺めていたのでした。

それが幼い私の罪悪感として残っていったのです。

 

そんなことを思い出して。。。

 

私は自らの幼いころの自分を知ったのでした。

 

大きな虹が架け橋のように空に浮かんだその日、

 

私は、あの世とこの世が隔たりのないことを

思い知りました。目に見えないだけで、

というか、人間がそのように決めているだけだと

感じたのです。

 

あの大きな虹は

あの世とこの世はつながっているという象徴。

なんら隔たりは無く、見えないだけであるという感覚。

 

 

そして、私のたっての願いが成就される象徴。

 

そんな感覚をこの日、この時、感じました。

 

それと同時に、私は、こころの中が

すっきりとしているのに気が付きました。

 

先生が

「もういいよ。

ありがとう。

よかった。

元気でね。」

 

と、伝えてくれて、

 

先生に対して

あやまることができた。

 

そして、先生は許してくれた。

 

私のトラウマになっているのを

先生は知っていてくれて、

このトラウマが無くなるのも

ご存知であって、

今まで長い間かかったけど

やっと解消することができたから

よかったね。と伝えてきた。

 

それから、もう、僕は

君のところへ来ることはないから、

元気でね。と、伝えてきた。

 

先生は実に、44年間あまりも

長きに渡り、私の中に潜在的に

いらっしゃったようでした。

 

そして、その長い間を経て、

機が熟して、全てを解消するべく

ヴィジョンの中に現れてくれた。

 

「僕の役目も終わったよ。」

と、言ってくださった様でした。

 

44年間も担任の先生としての責務を

担ってくださっていたような感覚がありました。

 

そうして、やっと、

私も先生も肩の荷を降ろすことができたのでした。

 

私はこの日を境にして、

息子のことを過度に心配することが無くなりました。

 

H先生と共通点を持っていた息子。

背が高く。細身。倒れることがあった息子。

 

この日を境にして、息子は倒れることもなくなりました。

 

 

息も出来ないほど、息子のことを心配し

確定していない未来を憂う母親から卒業できました。

 

原因は、幼い頃に持った罪悪感であったのです。

おそらく、私は、その罪悪感に蓋をして

見ないようにして、ずっと過ごしていたんだと思います。

 

だからこそ、私の母親が、私に担任のH先生のことを

頻繁に話題にしていたのであり、そこにヒントは

隠されていたのでしたが、自分だけの思考のパターンでは

それが何かのトリガーだということに気が付けなかったのです。

もちろん、気が付きたくないが為に、自ら封印したわけでしたし。

 

虐める。

という行為に対して、

過度に反応してしまう私。

 

そのような自分自身の中の業(ごう)が

過度に息子を心配する業が

どこに原因があったのか?

 

さっぱりと分からなかったのです。

 

たとえ、分かったとしても

どのようにすれば、それが解消されるのか

皆目見当がつきませんでした。

 

私のやり方は

「祈る」というものでした。

 

ありがとう。

ごめんなさい。

ゆるしてください。

愛しています。

 

この四つの言葉に

祈りに必要な想いが

含まれていたのです。

 

 

私は先生に対して

この4つの言葉を

想いを込めて届けました。

その行為は、深く深く深く

私自身も救ったのだと思います。

 

私自身は、「祈り」という行為に

何ら抵抗はありませんでした。

 

ですが、この「祈り」という行為や

「祈り」という言葉に対して、

抵抗をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんよね。

 

そのような方には、

「祈り」という言葉ではなく、

 

ありがとう。

ごめんなさい。

ゆるしてください。

あいしています。

 

という言葉を使って

想いをそこに乗せて

ただ、唱えてみるのもいいかと思います。

 

ホオポノポノでは

記憶をクリーニングすることにより

問題を消去する。

 

と、表現します。

 

私が体験したことは

トラウマを解消するたくさんの方法の中の一つの方法であり

在り方であると思いました。

 

人それぞれに、解消する方法や時期や

タイミングがあるかと思います。

 

もしも、何かヒントになるようなことが

少しでもありましたら

 

同じようなことで苦しんでおられる方に

届いたら幸いです。

 

私がヒプノセラピーを学ぶことにしましたのも

この経験が出発点になっています。

 

潜在意識は、その時に必要なものを

自らが選んで、クライアント様ご自身に見せてきます。

 

何かの問題の解決の突破口となるものを

潜在意識が自ら選ぶのです。

 

ヒプノセラピーの療法の種類でいうと、

私がスリランカで体験したことは

悲嘆療法や年齢退行療法の部類に

入るのかもしれませんが、

 

療法にこだわることなく

その時のクライアント様に必要なものを

クライアント様の潜在意識は選んで見せてくれます。

 

 

私自身は日常的に「祈り」を生活の中にも

取り入れています。

 

その「祈り」を持てている時間というものは、

人が存在しているところの最高の周波数に

なっている時間なのではないのか?

 

と、考えています。

 

 

「祈り」という行為は素晴らしいと思いますから

私は様々なセラピーやヒーリングの中にも

独自に組み込んでいます。

 

 

私が人生をかけて学んできた神の叡智は

地味に私の中で育成されて熟成されてきました。

 

その中で、信仰を外から眺め、地に足つけて、

行動するということも学んできました。

 

今、全てを融合させて、また、これから

オリジナルなものをつむごうとしています。

 

後日談として、

日本に帰国し、私にスリランカ行きを進めてくれた友人に会い、

スリランカでの出来事を話しました。

 

その時、彼女も、私がスリランカで見たヴィジョンを見たのでした。

ランチを食べながらだったでしょうか?

お茶を飲みながらだったでしょうか?

香川県の高松市にあるとあるカフェで、

一緒に過ごしていた時、彼女もヴィジョンを見たのでした。

 

私たちが見ているイメージにもエネルギーがあり、

そのエネルギーフィールドに居る人には

同じように見える場合があるのでしょう。

 

シータヒーリングでも違う人同士が

同じヴィジョンを見ることもあります。

一人が見えているヴィジョンが

他の人にも同じように見えるという現象が

あるのです。

 

おそらく、本質的な部分はほとんど同じで

あるのだと感じています。

 

とても興味深いことです。

 

さて、息子を過度に心配する必要が無くなった私は、

それでも、息子が新しく住む土地へ赴き、

家財道具などを揃えるのに同行しました。

 

すると。。。

息子は。。。

2日目の朝

 

「う・ざ・い・し。。」

 

と言って、親離れをしていきました。

 

私はそう息子に言い放たれて

「ああ、これで、子離れできる。」

 

と、内心ほっとしました。
(まあ。ちょっぴり寂しくもありましたが。。。

 

 

こうして、息子は自立していきました。

 

私の願いは、これで完了しました。

息子が社会人になる前に

私の過度の心配性は解消されたのでした。

 

あんなに、いろんなところへ行き、

いろんな人に相談しても解決しなかった問題は

 

全てが紐解かれて

解消されました。

 

これが私の人生最大のトラウマを解消したスリランカでの出来事の全貌です。

 

長い間、シリーズをご高覧くださり

まことにありがとうございました。

 

もしも、何かしら、お役に立てることがありましたのなら

こんなに嬉しいことはございません。

 

このシリーズを書くにあたり

様々な方にアドバイスを頂きまして

ようやく書く決意ができました。

 

ここに感謝を述べさせていただきます。

 

まことにありがとうございます。

 

これからも、より、研鑽を積み

セラピーやヒーリング、講座を提供させて頂きます。

 

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

次の記事は

『【8月26日限定募集】スピリチュアルセッション@東京 女性のみ』

です。

 

 

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