【連載】人生最大のトラウマを解消したスリランカでの出来事シリーズ4

いりくらじゅりあです。

 

ご覧くださりありがとうございます。

 

先日から始まりました連載ですが、

過去記事はこちらからどうぞ。

 

シリーズ1

シリーズ2

シリーズ3

 

さて、語学留学が決まって直ぐに

留学斡旋業者さんから送られてきた

大量の英語教材にあまり手を付けることもなく

のほほん。。。と過ごしているように感じた息子。

 

そんなんで、ホンマに成果が上がるのか?

と、疑問を感じていました。

 

そんな中、

オーストラリア在住のお友達が

息子をご自宅に招待してくださるという

申し出がありました。

 

息子にそれを伝えると

「行く!!」と申します。

 

私はてっきり

「行かない!!」と、返事するんだと

思っていたんです。

 

今までの彼のパターンだと

積極的選択というよりも

反対の選択をした場合が多かったからでした。

 

「おお、行くのか!!」

と思い、成長を感じました。

 

飛行機の段取りをつけました。

オーストラリア在住のお友達と

打合せもしました。

 

最後まで、息子が英語を練習した様子は

ほとんど見受けられませんでした。
(私の感覚です。)

 

行ってみて、困ったなら、それはそれでよし。

必要なことが、ちゃんと起こるのだろうな。。。

と想像しながら送り出しました。

 

たったひとりの海外。

乗り換えもこなさないとなりません。

それでも、もう大学生だし

幼稚園の幼子ではありませんから。

 

成田空港からエアーニュージーランドで

旅立ちました、一度乗り換えして

オーストラリアのパースまで飛びました。

 

よく乗り換えできましたね。

必要なものは持たせてありましたので

スマホやWi-Fi機器を利用して

最悪は翻訳ソフトを使えば何とかなります。

 

友人宅へはパースから長距離バスを利用します。

その乗り場がどこにあるのか?分からなかったようです。

私のスマホに「分からん」と連絡が来ましたが

「そこらへんの人にたずねて。」とだけ返事しました。

 

自分でやるしか仕方ありません。

自分だけが頼りです。

 

私は離れたところに居ますから。

手出しが出来ません。

 

必要なことはちゃんと起こります。

それを信じていました。

 

紆余曲折あったようですが

なんとか友人宅に辿り着きました。

 

友人宅で

友人ご家族さまと深い交流が出来たようです。

海外で長く活躍されてきた友人です。

様々な困難も乗り越えて

それぞれの現地の人たちと交わり

ビジネスをしてこられた方でした。

 

友人のご子息様が

現地の私立学校の教諭をされているとのこと。

大学を成績優秀で終えられて、本当に高倍率の難関を経て

教諭の座を獲得されたことは、並大抵の努力では

無かったはず。そのご子息様が勤務の学校に

招いてくださり、息子にクラスで英語の挨拶のレッスンを

提供くださいました。有難いことですよね。

 

日本で生まれ、日本で育ち、

その後、海外で暮らすようになったご家族。

数か国で暮らす経験をされていて

外国から日本を眺めていて

日本にも滞在する期間もしっかりあって。

 

違う考え方や価値観、そして環境にて

過ごされてこられた皆様との交流は

本当に大切だと思います。

 

違う視点に触れることが

大学生という年代であったことは、

彼の経験値をバラエティー豊かなものへと

押し出してくれることでしょう。

 

話が飛びますが、

私の実家では父の考えで

「16歳までに海外へ出させる」

というのがありました。

 

私は海外志向が強い方でしたので

中学1年生の夏休みに初めて海外へでました。

ですが、それはツアーであって

大学の寄宿舎に寝泊まりしながら

語学研修や文化交流、観光旅行も

すべてパッケージされた既製品でした。

引率の方も何名も居て、常に安全に、

安心して過ごせるカリキュラム。

カリキュラムは完成されていて

自らが考え行動するという感じではなく

カリキュラムをこなす、というスタンスで

ある意味らくちんなのでした。

 

それでも参加者間で

いろいろとありました。

女性同士の無言の争いじみたこと。

中学生はそれは多感な時期なのでした。

 

息子の留学は

個人のお宅にホームスティさせて頂きながら

現地のカレッジに通い、語学研修をするという

ものでしたので、少し毛色が違います。

知ってる人が全く居ない状況から

ひとりで関係性を構築していくことは

結構精神的にハードであると思います。

ホームスティ先のご家族は基本的に

日本語はしゃべれませんので

英語でのコミュニケーションを余儀なく迫られます。

あえてそのような環境を選んだのは

彼自身でした。

 

友人宅での素晴らしい滞在を終え

ニュージーランドへ向かい

ホームスティ先のご家族にピックアップされ

お宅へと向かいました。

 

さて、ここから、慣れるまでの間、

様々な困難もあったようです。

つづく。。。

 

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